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自宅英会話


英会話と言うと、近所や職場の近くにある英会話スクールに通うという形がこれまではずっと主流でした。ただ、現在は様々な英会話レッスンの受講形態があり、オンラインで自宅英会話という選択をされる方は多くなってきています。

ここでは、オンラインでの自宅英会話の受け方、メリット、デメリット、そしてアイゼルの生徒様でオンラインで自宅英会話受講されている方の事例もあわせてご紹介させていただきます:

1. 自宅英会話に必要なオンラインレッスン環境

ここでは自宅英会話を始める上で必要なオンラインレッスン環境について解説します。

1-1. デバイス、インターネット回線

オンラインで自宅英会話受講される際、パソコンやタブレット等のインターネットにつなげるデバイスが必要になります。現在は多くのデバイスで標準で備わってはいますが、カメラ、マイク、スピーカーも必要です。

そして、それらのデバイスをインターネットにつなぐ為、インターネット回線が必要です。どれくらいのインターネット回線速度が必要かは実際に使うビデオ会話ツールによって多少異なりますが、参考までに、Skypeに必要な通信速度は、公式サイトではビデオ通話(HD)の推奨ダウンロード/アップロードともに1.5Mbpsとされています。

備考1.5Mbpsであれば、4Gのモバイル回線でも十分だとも思われますが、光回線の方がより安定しますので、ご自宅に光回線が通っているのであれば、自宅英会話も光回線を使っていただく形をお薦めします。なお、5Gになると規格上は4Gの20倍の速度になる為、数字上は光回線よりも速くなります。

1-2. オンラインビデオ会話ツール

自宅英会話で使うオンラインビデオ会話ツールとしては、多くの方がご存知のSkype、Zoomの他にもGoogle Meet、Microsoft Teamsや、LINE、FaceTimeを使う方もいらっしゃいます。基本的にオンラインで英会話レッスン受講するという主旨での使い方では、これら全てのツールは無料で利用する事ができます。

LINEはLINEユーザー同士、FaceTimeはiOSユーザー同士というような縛りがあるのに対し、SkypeやZoom、Google Meet、Microsoft Teamsは特にアカウント登録なしでも、Webブラウザから会議用のURLを通してビデオ会話に参加できる形があります。
Skype、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsはパソコンで使うツールという印象があるかもしれませんが、これらはスマホアプリ版もあるので、スマホでも利用が可能です。逆に、LINEやFaceTimeはスマホで使うツールのイメージが強いかもしれませんが、パソコンで利用する事も可能です(FaceTimeはMacパソコン)。

機能面としては、ビデオ会話が出来るだけで良ければ、基本的にどのツールでも問題ありません。ただ、チャットやホワイトボード機能(手書きやタイピングで文字書き込み、編集、図の挿入などを双方向で行えるオンライン版のホワイトボードのようなもの)、バーチャル背景の設定等、それぞれのツールで細かい機能面の違いがあるので、自宅英会話をオンラインで受講する際、どのような機能があると便利なのか、事前に比較されてみると良いと思います。

2. 自宅英会話のメリット

ここでは自宅英会話の3つのメリットについて解説します。

2-1. 外出不要の為、効率的に時間を使える

忙しい方にとって時間を効率的に使う事はとても大切ですよね。自宅英会話であれば、英会話スクールに通うのに、身支度をして外出するという通学時間をカットできます。塵も積もれば山となるで、この通学時間も長い期間で考えれば、かなりの時間をロスしてしまいます。英会話スクールに通うのに片道30分かかっている場合、自宅英会話であれば、その30分を自宅で集中して英会話レッスンの復習や予習にあてられます。

英会話はどんなスクールでどんな内容をどんな先生とやるか、という事がとても大切です。ただ、もう1つとても大切な事は、どれだけ英語の学習量を確保できるかです。「レッスンの質 X 学習量 = 英語力」なのです。

つまり、どれだけ優れた英会話講師をつけても、学習量が少なければ、大きな効果は期待できません。逆に英会話講師がまあまあのレベルでも、学習量を豊富に確保できれば、英語力は高まります。自宅英会話でオンライン受講するという事は、この学習量確保に大いに貢献してくれます。

2-2. 快適な自宅空間

自宅というのは、ほとんどの方にとって、最も寛げる快適な空間です。その快適な空間で英会話レッスンを受けられるという事は、英会話を受ける心の準備を整えやすいという事になります。特に英会話初心者、初級レベルの方は、英会話レッスンを受ける際に、緊張されたり、多少の不安を感じたりされる事もあるものです。良い意味の緊張感は大切ですが、人によっては、緊張で学習効率が落ちてしまう方もいらっしゃいます。

また、外の環境にいる事で、人は自然と少しの警戒心と緊張感を無意識に持つものです。自宅英会話の場合、それがない為、心の底からリラックスした状態で英会話レッスンに挑めます。心の状態が落ち着いていると英会話レッスンの内容によりフォーカスできるようになり、結果的にそれが学習効果を高めてくれます。

ポイント人見知りで、グループレッスンや、他の受講生、他人がいる空間は落ち着かないという方もいらっしゃいますが、そういう方にとっても、自宅英会話は最適な環境です。

2-3. 対面リスクの回避

風邪やウイルスが流行している時期は、外で対面で会話する事が憚られる事もあります。基礎疾患をお持ちの方や、高齢の方等は、マスクをしていても対面で人と会う事を極力避けたいという方も多くいらっしゃいます。

自宅英会話をオンラインで受ける形であれば、このようなリスクの回避に繋がります。無理に対面レッスンを続ける事で、ウイルス感染リスクの心配を抱えている事は、心理状態としてはあまりよくないですよね。極力心配をなくす、という意味では、自宅英会話というのは、とても良い選択になります。

3. 自宅英会話のデメリット

これは、自宅英会話のメリットと表裏一体ではありますが、自宅英会話をオンラインで受けるというのは、スクリーン越しでの会話であるため、実際に人と直接会って話しているわけではありません。人間は、社会の中で生きる社会的動物であり、リアルでのコミュニケーションはとても重要で、英会話レッスンにおいても、そのリアルを大切にするという考え方もあります。

英会話レッスン受講の目的が、純粋に英語力を高めるだけという方もいれば、英会話レッスンそのものを楽しむために受けているという方もいらっしゃり、そういった方にとっては、リアルで会って目を見て相手の空気を感じて会話をするという事はとても大切な事でもあると思います。また、オンラインよりもリアルで会うレッスンの方が学習モチベーションを維持しやすいという方もいらっしゃいます。

どちらが正解でどちらが間違いという事ではないと思います。実際に英会話を学ばれる方自身が、自分に合う形をしっかりと考えて判断される事が重要です。

4. アイゼルの生徒様の自宅英会話参考事例

ここではアイゼルの生徒様の自宅英会話参考事例を4つご紹介します。

事例1. 小さいお子様がいらっしゃる場合

小さなお子様が自宅にいらっしゃる場合、なかなか外の英会話スクールに通うのが難しいものです。アイゼルの生徒様の中には、このような理由から、自宅英会話を選択されている方は多くいらっしゃいます。自宅英会話の場合、子供が暴れたり、何かハプニングが起こった際は、講師に少し待ってもらい、対処する事もできますし、その間マイクの音をミュートにしておけば、講師にその様子を聞かれる事もなく、安心です。

事例2. 早朝や夜遅い時間帯のレッスン受講の場合

お仕事やプライベートの都合で、英会話レッスンを受けられる時間が早朝や夜遅めの時間に限られるという方も多くアイゼルのレッスンを受講されています。対面のオンライン英会話スクールでは、早朝、又は夜の遅い時間のレッスンは対応が難しい所が多いですが、自宅英会話でオンラインレッスンとなれば、その可能性も広がります。アイゼルにも早朝、夜遅い時間でレッスン対応可能な講師が在籍しています。

事例3. 生活拠点、活動拠点を複数お持ちの場合

アイゼルの生徒様の中には、お仕事の事情で、ある時期は九州に、ある時期は東京に、という風に生活拠点がその時によって変わられる方々がいらっしゃいます。そのような場合でも、自宅英会話であれば、オンラインにつなげれば、いつでもレッスン受講が可能になります。リアルで講師と会うという条件下では、このような生徒様達にとってはコンスタントにレッスン受講する事が難しく、自宅英会話をオンラインで受ける形を選んでいらっしゃいます。
また、都道府県を跨ぐような事はなくても、不規則なお仕事のスケジュールの為、週の前半は自宅が便利で、週の後半は勤務先のパソコンを使う方が便利という方もいらっしゃり、こういった方々にとっても、オンラインでの受講はメリットがあります。

事例4. 障がい者の方の場合

車いすの方や、視覚障害、聴覚障害等の障がいをお持ちの方にとって、外出するという事は、とても大変な事です。また、雨や雪などは健常者にとってはそこまでの障壁にならずとも、障がいをお持ちの方にとっては、大きな壁になったりもします。アイゼルでは、このような障がいをお持ちの生徒様もいらっしゃり、皆様自宅英会話で快適にレッスンを受講されています。聴覚障害をお持ちの方の場合は、筆談でのレッスンになります。

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